神楽坂女声合唱団
The 5th
クリスマス・チャリティー・ディナー・ショー
 (2004/12/18)

東京 目白 椿山荘18:30〜


3年ぶりに送って頂いたチケット。しかも今回も御招待券。0卓ってなに?

うっひゃあ〜!!! 舞台のまんまえで、すごい上席!!! 向かいにお座りになったのは、某超有名ジュエリー会社の社長夫妻と、山田邦子さんの御主人。隣にお掛けになったのは、東京都の区議会議員の方など、別世界の方々。
僕だけ浮いてるぞ〜・・・・

お品書きは、こうでした。フランス料理なんて、10年ぶりくらいです。今回は合唱団のレポートなので料理の写真は省略します。(もちろんすごくおいしかったです)。
第1部のはじまり
(以下敬称略で失礼します)
深野:2000年、神楽坂女声合唱団の誕生。その年の12月、1回目のディナーショー開催。
いち、に、さん、し。

カツ代団長:5周年でございます。神楽坂女声合唱団5周年でございまぁす。(大拍手)
さあみんな、出てきましょう、元気に、はつらつと!!

深野:それでは、メンバーの紹介になります。(手拍子)矢島祥子、鈴木瑞穂、山田邦子、野中ともよ、加藤和子、・・・(中略)・・・吉岡しげ美、小林カツ代、小篠綾子、さこみちよ、コシノジュンコ、上野陽子、山口幸子、太田恵美子、石島まり子、大下康子、原元美紀、ジョンキョンファ、横川紀子、吉武輝子、江上栄子、福島瑞穂、半場道子、安井禮子、佐々木道子、若林みどり、吉田いち子、堀越むつ子、深野弘子。

指揮:辻志朗(大拍手)、副指揮:栗原寛、ピアノ:黒尾友美子です。(大拍手)

今回は事前に取材許可を頂いたので、写真満載です。一般の方もバシバシ撮影なさってました。
合唱:HereComesSantaClaus(サンタが町にやってきた:日本語バージョン)(大拍手)
合唱:JingleBells(ジングルベル:日本語バージョン)(大拍手)


深野:皆様本日は、ようこそお越しくださいました。第一部の司会を担当いたします、深野弘子です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、私たちの神楽坂女声合唱団も、今年で5周年を迎えることができました。
これも、ひとえに皆様の暖かいご声援のおかげで、さ、そこで、今年は、今までにも増して、よりおもしろ〜い企画を沢山ご用意いたしましたので、どうぞ、ご期待ください。

さあ、それでは、5周年、皆様への感謝を込めまして、団長の小林カツ代より、ご挨拶をさせていただきます。

団長:(拍手)皆様ほんとうに良くいらっしゃいました。男声合唱団のほうが、六本木男声合唱団のほうが、ちょっと前にあったそうでございます(笑)。あぁまあ、行きたかったんですが、でも私ども練習が忙しくて、行けませんでした。えぇ、本当なんでございます(笑)。はい。あの、あちらのほうが、値段が高いというところも、特に、え〜、あります。

あちらの安いのが、ウチは高いという。ウチは上限なしで、上も下もありません(S席、A席などの話らしい)。後ろの方の席の方々、本当にありがとうございます。ただ、良く見えたほうが良いというものではないと(爆笑)、はい。これが、ウチの合唱団の特長なんでございます。はい(拍手)。

毎年やっておりまして、2000年にやりましたもんですから、丁度2005年にならない内に、5回目を迎えられました。

本当に、私どもを根気良く指導してくださっている、まず辻志朗先生を、ご紹介したいと思います。

先生、どうぞいらしてください。

どうしてそういつも、遠巻きなんですか、先生?(笑)
もっと、こっち来て頂かないんですか?(笑)
はい。あの〜、この合唱団の・・「良さ」だけを、おっしゃって頂けますか?

辻:いま、あの〜、聞いて頂いた通りだと思います。(笑)ありがとうございます。(笑)

団長:なぜ???、お礼をおっしゃるんでしょうか???
どうでしょう、それは、静かに聴いていただけるということで、ありがたいことですね。ありがとうございました。(爆笑)



深野:カツ代さん。

団長:はい。

深野:それでは、一応みんなでお礼をね。

団長:いい忘れないか、いい忘れないかと思って、ハラハラ・・今、言おうと思っていたんでございます。ホント今日あの、5年間、じゃないんですね、5回目になります。

本当に沢山の舞台を踏ませていただきましたが、毎年まだ、一番私どもハラハラしておりますのが、お金がいっぱい必要だからです。でも、おかげさまで、この客席に来てくださる人たちの、本当にあの浄財って言いますか、それで、沢山の生き物たちが、そうして、ボランティアで一所懸命今日も応援で聞きに来てくださった沢山の方いらっしゃいまして、終わったらまたすぐ、(動物たちに)エサをあげに駆け付けに行く人たちもいらっしゃいます。

そういう方たちを、本当に皆様は、陰(かげ)ながら支えてくださいました。今も、犬や猫や、ワタクシども、いやワタクシと体型の似ているジュゴンなども(笑)、さぞ喜んでいると思います。(笑)

そういうところへも寄付をしております。それから、熊とか(笑)、野生動物とか、ウチはまあ、ポ〜ンというサイズばかりではなく、スマートな動物にも寄付しております。(笑)

というわけで、皆様に感謝の意を込めて、一同、感謝の礼を致したいと思います。礼!!(大拍手)

ありがとうございました。本当に沢山の生き物たちが、このことだけは、上手くしていただきました。今回の、皆様に頂いたお金は、新潟のほうにもお送りするつもりでおります。

動物のためだけって言うと、ヒンシュクを買いそうなんですけれども、それがひいては、人間のためになると思いますが、これからもどうぞお願いいたします。

しかじか、かしこなんていいそうになって(笑)、数々こなし(て来た割には)、ちょっと、あがっております。最初だけあがっております。だんだんノッテまいりますので、そうすると私の独演会かと思われてはいけませんので、そろそろ始めたいと思います。
またおしゃべりは、あとでさせていただきます。(大拍手)
 


深野:それでは、ちょっとみなさまにお断りさせていただきます。我らが神楽坂女声合唱団のお母さん(小篠綾子さん=コシノジュンコさんのご母堂で現役のファッションデザイナー)、ちょっと椅子を出させていただきます。すみません、お願いします。
私どもの目標でございます。(拍手)
さて、皆様もご存知のように、この神楽坂女声合唱団は、今回も、皆様にご協力いただきましたけれども、動物のためにチャリティーを行っております。


深野:さあ、そこで、動物の短い詩をお届けすることに致します。
朗読、倍賞千恵子です。

倍賞:・・・眼鏡を掛けないと見えません(笑)。(眼鏡をお掛けになる) ああ、すごい良く見えます。(笑)人生もこんなに良く見えたら良いんですけど。それでは。

朗読:(カツ代先生の動物愛護の詩)
(拍手)

団長:下手な詩を読んで頂いて。読み手が良いと、なんか、すごい良いんじゃないかと聞こえますね。はい、あの、小林カツ代とさえ言わなければ、分かりゃしなかったのに・・(笑)。

今日は、また、すごいことをやって頂くんですよね。今、すごい評判の映画、御座いますよね。

倍賞:「ハウルの動く城」

団長:すばらしい! 私映画すごい好きだから、本当はもう見てるはずなんです。この練習さえなければ(笑)。はい、そうなんです。本当に評判が良くて、ことになんか、倍賞千恵子さんが良いと言うので、今日は、その素晴らしい主題歌、「世界の約束」という歌を唄っていただきます。(拍手)

おまけに、おまけにですよ、豪華絢爛(けんらん)なる、絢爛かどうか、ちょっと分かりませんが、豪華絢爛な伴奏をしていただきます、ピアニストがいらっしゃいます(拍手)。あ、もう拍手来ちゃった。あの、小六(ころく)礼次郎さん。この方は、どういうご関係なんでしょうか。

倍賞:どういうご関係と言いますか、お友達ではないんですが(笑)、旦那様で、作曲家でいらっしゃるんですけど、まあちょっと弾いていただいて、この合唱団のために、カツ代さんが詩を作って、曲を付けてくださるって言う、約束があるんです。

団長:はあ・・・。じゃ、よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。(拍手)

倍賞:よろしくお願い致します(笑)。

倍賞:独唱「世界の約束(ハウルの動く城)」(大拍手)


団長:ありがとうございました。本当に贅沢ですよね。だって・・・・ 券買って頂いてるんですもんね(笑)。

倍賞:今日は、スポンサーみたいな感じで、今日終わって打ち上げがありますよね、お一人様3000円頂くんですけれども、今日、それも払って頂くんです(笑)。

団長:さようでございますか。内輪側ですね、一枚も私どもはもらえないんです。25,000円ポッキリ、
割引なしなんですよ。FAXでパーっと申し込むんですけど、もう団長といえども、FAXのそばで、こうやって、それくらい厳しい掟がありますが・・・ 伴奏までして頂き、ありがとう御座いました。(拍手)

倍賞:ありがとう御座いました。

深野:なんか、むねがキューンとなってきましたけど、なお、映画ご覧になった方も、沢山いらっしゃるかと思います。また(映画を)思い出して「は〜」っと思われたのではないかと思います。倍賞さんのCD。今日お帰りに是非お買い求めくださいませ。受付のところで、私どもの神楽坂女声合唱団のCDと、倍賞さんのCDを発売させて頂きますので、よろしくお願いします(拍手)。すごい、拍手が来ました。売れてますよ、売れますよ。大丈夫、大丈夫。
さあ、それでは、私たちの歌をまた2曲、続けてお届けいたします。合唱団と言えば、やはり動物愛護と言うことで、動物が大好きな仲間が集まっておりますので、まずは、「地球の仲間」そして、合唱団と言えば食い道楽。食べ物が大好きなメンバーが集まっております。だいたい体格を見ていていただければ分かりますけど(笑)。そこで、私たちの歌、ちょっとこってりとした味になりますけれども、「パエリア」2曲続けてお届けいたします。

なお、「地球の仲間」動物語は、小篠綾子、コシノジュンコが行います。

(歌唱)地球の仲間(大拍手)
(歌唱)パエリア(大拍手)

深野:さて、皆様、2曲続けてお聞きいただきましたけれども、いかがでしたでしょうか(拍手)。え〜、地球(拍手でさえぎられる)ありがとうございます。なおうれしいです。「地球の仲間」というのは、とてもいい詩で、「僕は人間、君は動物、少し違うけれども、心の中は同じだよ」と言う意味で、本当に唄っていて、なんだかあったか〜い気持ちになります。そして、「パエリア」ですけれど、これホントに難しくて、もう直前まで、みんな必死になって練習しておりました。一拍(いっぱく)遅れると、全部遅れてきちゃうんです。かなり、皆様にとって、濃厚なパエリアではなかったかと思います。「ちょっと疲れたよ〜」と言う方も、いらっしゃったのではないかと思います。申し訳ありません。

さて、ちょっとここでお知らせをさせて頂きますけれども、今日皆様にお召し上がりいただきましたシャンパンやワインはガロ・ジャパン株式会社様からご協力を頂きました。それから、机の上に貼ってありました、里中美智子のクリスマスカードは、里中さんちょっと今回出演できなかったんですけど、1枚1枚、本当に刷るのが大変だったようですけれども、皆様のために心を込めました。また、お祝いにとご用意いたしました、メーカー様からご協力いただきました物(「小林カツ代のまな板がわり」と「緑茶タブレット」)が入っておりますので、どうぞ、お帰りの際、お忘れにならないようにお持ち帰りください。

それから、ひとつお願いがございます。実は今日は後ろの方まで満席でございまして、私さっき、後ろから見ましたら、私たちの顔がこんなちっちゃく見えました。見たくはないでしょうけれども、でも、もうちょっと良く見たいという方は、このあと休憩時間がございますので、できましたら、みなさま、少しお詰め合わせ頂きまして、後ろのほうの方が、少し前のほうに出てご覧になれますように、ご協力をお願いできればと思います。では、第1部終了させて頂きます。第2部まで15分間の休憩時間を頂戴いたします。(拍手)
休憩時間に、神楽坂女性合唱団の「かわら版NO.7」を団員の方が販売なさっていました。0卓には、なんとフリーアナウンサーの原元美紀さんが、お越しになりました。超人気な女子アナウンサーと会話できるなんて、人生長生きしてみるもんですね。

第2部のはじまり
堀越:皆様、お待たせいたしました。ただいまから、第2部を始めさせていただきます。第2部の司会は、私、堀越むつ子が担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします(拍手)。小林カツ代さん、今日ほんと、いいお客様ですねぇ。

団長:ねぇ。ホント。というお客様です。今までは(笑)。これからは分かりませんがねぇ。

堀越:今日は私どもも、初めてお色直しを・・

団長:そうなんですよね〜。お気付きになりましたですか。先ほど。スカート新品なんでございます(笑)。あの、今年新調致しました。毎年何かね、ひとつ新調すると思われても困りますけど、うふふ。

堀越:もう今回コシノジュンコさんの、もうこれで何着くらいになりましたかねぇ。

団長:3着になります(温笑)。

堀越:数えられてしまうのは困りますけれども、いろいろ、スカーフ(の巻き方)とかで・・

団長:そうそうそう、そうですそうです。

堀越:毎回いろんなチャレンジをするんですが、今回は・・

団長:今回はですねぇ、なんと、ミュージックベルという。ハンドベルと言うのは昔からあって、ミュージックベルというほうは、すこし歴史が浅い。たまたま、団員にプロフェッショナルの上野陽子。

堀越:そうです。はい。

団長:陽子さんはですねぇ、もうミュージックベルのプロ。えぇ〜、プロは増えました。今度、歌手の小林幸子さんも団員になられたのですが、今年はちょっと難しいということで。91歳のおばあちゃん、「おばあちゃん?」あ、おかあちゃん。私、おばあちゃんと言ったことがなかった。初めて言ってしまいました。91歳のおかあちゃん、小篠綾子さんは現役です。彼女もベルに挑戦してね。

堀越:2チームに分かれております。最初は、Aチームです。上野陽子、指導そしてオブリガードの曲はですね、「上を向いて歩こう」です。(拍手)





堀越:(大拍手)ありがとうございました。うまくいきましたでしょうか。ありがとうございます。あの、これなんですミュージックベル。一人、一つにつき、ひとつの音程しか出ません。それで、わたしは「C」と言う音なんですけど、これを音を出すのに2つ持っていらっしゃる方は、スゴイと思います。増しては、壇上の上野。すごいです。ちょっと、いくつあるのか数え切れないほどありました。これをこうやって鳴らすと、とても良い音がするんですが、この練習もなかなか大変でした。覚え方、人によって全然違いまして、歌詞で覚える人。私がCですので、「ひとーり【ぼ】」とかですね(笑)、そういう覚え方で覚えました。

さて、次のチームが揃ったようですね。え〜、Bチームです。Bチームの曲なんですけれども、Bチームは、「星に願いを」です。(拍手)

演奏:星に願いを(ミュージックベル+ピアノ)



堀越:(大拍手)大きな拍手を、ありがとうございました(大拍手)。本当にミュージックベルを持つと、子供の心のようになります。何か清らかな気持ちになるのがミュージックベルかなあと、思いました。皆様、こう、少女のような顔をしていたと思いませんか? うふふ。

あの、この後は、また、あの5周年スペシャルということでですね、「世界の音楽めぐり」をしようと思います。世界と言えば、団員のこの人にお任せしようかな、と思います。野中ともよさ〜ん?

野中:はーい。(拍手)皆様ごきげんよう、野中でございます。え〜、今、「少女のように」と言う表現ございました。たしかにこのお名前「神楽坂女声合唱団」でございます。

かそけき、古典的な響きが致しますが、そのプロフェッション。職業と言うことになりますと、お手元に配らせて頂いたパンフレットにも書かせていただいておりますが、もう、オギャーと産まれてお医者様、幼稚園経営者、学園経営者、大学経営者、大学教授、そして神父様、はいませんけれども、神父様にお世話になった後は、やはり離婚と言う問題ができれば、まあ弁護士の先生。ぞろりと辣腕(らつわん)、敏腕(びんわん)そろっております。そして、国を引っ張って行ってくださる国会議員の方も。
パワフルでございましょ?
そして、忘れてはいけません。団長に怒られてしまいます。お料理といえば、ぞろりと、料理研究家から、それをお作りになる方まで揃っております。そして、ジャーナリスト、プロデューサー、それから、画家、キャスター、アナウンサー。全部紹介していったら「朝まで生テレビ」でございますけれども。このプロフェッションのすごさと同時に、国籍も4ヶ国。

話せる言葉となりますと、これはフランス、ドイツ、イタリア、ロシア、猫語に、犬語に東北弁も(笑)「はいっだりすると、やぁよぐきたね」と、と言う形で、重ねましたら、なんと36を超えていたという、嘘のような嘘の話もございますけれども(笑)。

さあ、そんな多種彩々な面々が、今夜はクリスマス・チャリティコンサートと言うことで、皆様をワールドツアーにご招待致したいと思います。

旧(ふる)い世界を一周、8カ国を名曲で綴らせて頂きます。
「うわぁ、懐かしい」と言う曲も多分登場してくれると思います。

野中:OK. Guest Ladys and Gentlemen. Let's start the world tour!!
始めは、お隣のコリアから。ご紹介させてください。
ミスター シロー・ツジ & キョンファ・ジョン。
ピアノ シゲミ・ヨシオカ
さあ皆さん。旅は冬に始まりました。冬にと言えば、冬の・・・

(冬ソナのイントロがピアノから流れる)

ジョンキョンファ:「ミニョンさん。私、ミニョンさんに、
ごめんなさいなんて言いませんから。だって、私はミニョンさん、
私が一番大切なものを持って行ったから。だから私、謝りません。
愛しています」



上手からヨン様に扮装した辻志朗先生が登場。 会場はあっけに
とられ、一瞬遅れて大爆笑!!!!



ジョンキョンファさんは、原語で演技を続けるが、会場は沸いてしまって、涙目!!(拍手)


野中:From France. Miss クミコ.
独唱:愛の賛歌(日本語バージョン)(拍手)

山之内重美:ロシア民謡

さこ みちよ:都はるみ/好きになった人のメロディーで
こんばんは〜、お客様〜(手拍子)
よく来てくれました〜。怖いもの見たさで、来てくれたのね〜
たとえ見た目は怖くても〜、コーラス歌えば可愛いの〜
早く、早く、早く終わってと、願わないでね〜
さようなら、さようなら、来年も来てね〜(長い拍手)
野中:From Japan さこ みちよ.
あらためて拍手をお願い致します。Thank you very much.(拍手)
野中:From ロシアは山之内重美さん(拍手)

OK! Let's continue our travel from アルゼンチン & ハンガリー
ユウ・コウサカ & スペシャル ゲスティー フェドラ ノリコ・アマノ。
演奏:アルゼンチンタンゴ(声援+大拍手)







野中:From Italy クニコ・ヤマダ(声援+大拍手)。
独唱:オーソレ・ミーヨ(イタリア語による歌唱)
船を漕ぐパフォーマンスで会場を沸かせながら、完全に音楽として成立している曲を、歌い上げる山田邦子さんの、歌唱力とサービス精神に感動!!!(声援+大拍手+笑)



野中:FROM United States of America サナエ・サカタ
独唱:Tonight.ウェストサイド物語(大拍手)

堀越:もう、舞台の袖の団員もうっとりと、そして、
ちょっと度肝を抜かれた感じです。あの、同じ団員でも、
唄の作風が幅広くて、一所懸命合わせて頂く喜びを、
感じました次第でございます。

さーっと、世界の音楽めぐりをしてまいりました。
そして、また、ここ目白に戻ってまいりました。

この5年間で、私も色々な唄を歌って参りましたが、
こんな唄も歌えるようになりました。

次の2曲、続けてお届けいたします。
「さびしいかしの木」そして、
「アヴェマリア」です。


合唱:さびしいかしの木(大拍手)
合唱:アヴェマリア(大拍手)


堀越:神聖な何かに祈りたいような気持ちになるような2曲、お届けいたしました。今年は、5周年ということですが、 この間、色々なことがありました。特に2001年の9月11日、ニューヨークでテロ事件があったとき、私たちは、衝撃を受け、怒りを覚えました。それを元にして、団長の小林カツ代が、詩を作りました。その詩に吉岡しげ美が曲 をつけました。

それが、私たちの団歌 「緑の星に」です。これはCDにもなっておりますけれども、この「緑の星に」は、私たちの平和への思いを強くさせる曲です。

そして、この4年間ちょっとの間に。本当に世の中に平和というのは、来ているんでしょうか。

考えてみると、どんどん深刻化し、複雑化しているような気がします。

今年はどんな年だったでしょうか。ついこの間、発表されましたけれども、漢字一文字で表すと「災(わざわい)」という年だということになったようでございます。

自然災害もそうですけれども、まだまだ、世界に平和は来ていません。いまこのときにも、戦場で何が繰り広げられているんでしょうか。沢山の方々が大地に吸い込まれて行きます。

この平和への願いを込めて、歌います。団歌「緑の星に」。

ソロは土井たか子、ピアノは吉岡しげ美、そして、バイオリンは、天野紀子です。(拍手+声援)

合唱:緑の星に










(長い大拍手)
堀越:皆様、暖かい拍手を、どうもありがとうございました。
そろそろ、なにか、お別れの時間が近づいて
まいりましたが、団長・・

団長:本当に、あの、「しんみり」としてしまう唄で、自分で作っておきながら、あの、なんか、涙ぐんでしまうのは・・

先ほど、堀越さんがおっしゃったように、世界のあちこちで戦禍(せんか)に逃げ惑っている子供や母親や、人々がいるかと 思うと、兵士ですら。人を産むときは、どんなに痛かったか、母親の私は思います。

ですから、小さな生き物、動物を守るということもそうですけれども、私ども神楽坂合唱団が、本当に祈りを込めて、戦争に反対をしております。

そういうことが言いにくくなって来ているようですけれども、ワタクシは言います。
(大拍手!!!!!!)

そして、このひとたちが、みんな、ついてきてくれています。ですから、少しでも、日本が良くなってくれたらいいなと。

今日も、寒さに震えている猫たちは、エサをもらったろうかと。皆様もどうか、それまで「しっしっ」とやっていたのを(笑)、ちょっとエサをあげてみようかと、思えば、必ず、今日からの人生が、きっと豊かであると思います。

それで、アンコールでございますが、

(深刻な話題に聞き入っていた観客からは、アンコールを求める掛け声も拍手もするタイミングを失って、戸惑っていたのに、唐突に団長ご自身からアンコールの話題に突入したので、会場はヨン様企画の10倍くらいの大爆笑!!!)

「緑の星に」で、しーんとして下さいまして、アンコールがなかったらどうしようかと思っていたのですが、ところが、実はアンコール曲は用意していないのでございます。

それは、謙虚ではなくて、絶対くると思っていました。そこで、最初から、プログラムに刷り込んであります(笑)。「緑の星に」を、1,2,3と出ておりますので、是非皆さん、3番をご一緒に歌って、「あ、ちょっと歌いにくいわ、ちょっとCDでも買おうかしら」(爆笑)というお気持ちになるのではないかなぁと思いますので、是非3番を一緒に歌いたいと思いますので、辻先生、よろしくお願いします。

堀越:それでは、皆様、大きな声で歌って頂きましょう。

合唱:緑の星に(3番:客席全員合唱)(大拍手)



団長:本当にもうアンコールがないということで、安心しているのではないでしょうか。でも、もうちょっと聞きたいと思ってくださるのではないかと、思いますが(声援+拍手)、そう思わせて終わるところが、手なんでございます。
 ああ、また来年も絶対来たいなあと、お思いになると思うんですね。
そして、ディナーショー以外にも活動したいと思っております。

こんな贅沢な合唱団はないと思っております。プロの人が、ひとり、ウン万円する人達が、みんな、無料出演なんですね。
全部無料なんです。いつも申し上げておりますが、この洋服は、コシノジュンコがデザインいたしまして、だからといって、タダで貰っているわけではありませんで、全部、私どもは、この洋服を買いました。(爆笑)
これ良いのが、3段腹が隠せるんですね(爆笑)、ところが、だんだん隠しおおせなくなりまして(爆笑)、やはり白いのはちょっとなかなか難しいというのが今回良く分かりました(笑)。で、白のときは下に降りるのは止めようと(笑)、なんか、後ろから見ると、ボンレスハムに(笑)布巻いたみたいな人物もちらほら、わたくしも含めてですけど。ですから、黒ですと、何とかごまかせる人もいれば(笑)、ごまかしきれない人もいるんですが、なんと、専属のデザイナーまで抱えていると言う、ヨン様までいるという(爆笑+大拍手)。

この合唱団は、いま、メリー・コーベットというアメリカ国籍の団員は休んでおりますが、4カ国の人間がいます。本当に世界は一つだと言う願いを込めて、4ヶ国の人たち、仲良くしております。ということで、ほんとに、ほんとに、ほんとうに、終わりですが、来年も、是非来てください。(拍手)そして、後ろのほうの席の方、本当に申し訳ありませんでした。

 そう思って、もう、すごいド迫力で歌いました。自分達で「ド迫力」と言っていては、世話はないんですが、歌いながら、自分で【スッゲー】と、あ、また下品な言葉を使ってしまいました。(爆笑)ありがとうございました。

ということで、お帰りの足元が、少し軽くなられて、「あ、年とってようが、なんかできんじゃん」とこうね、またこう下品な言葉を使ってしまいました。(笑)

あの、世界でただ一つの、料理研究家が団長と言う、話を長くしたくなかったんですけど、「神楽坂」となぜ付けたかと 言う人が後を絶ちませんので、これ何の意味もございません(笑)。あの、「六本木男声合唱団」と言うのがありましたので、彼らとお喋りしているうちに思いつきまして、 「北青山女声合唱団」にしようと思ったんですね。でも娘(まりこさん)が、それでは、ちょっと女性らしくないんじゃないの、神楽坂が良いんじゃないのと言われましたので、芸者さんひとりもいないんですけど、 名前だけ、女っぽくいたしました。毎回同じ話を聞く方、申し訳ありません(笑)。

来年もまた、なにか、嗜好を凝らしてやりたいと思います。

今日は、指揮が辻志朗先生(拍手)。ピアノ、黒尾先生(拍手)。副指揮、栗原先生(拍手)。

ほんとにみなさま、ありがとうございました。

では、私ども、身近で見て、幻滅していただくか、よりいっそう好きになるか、非常にハラハラで御座いますが、あの、下(会場)を通って行きますが、どうぞ御安心ください。危害は加えませんので(爆笑)。

では、参りましょうか。

退場は、なんと、全団員の方が客席を縫って退場、気軽に写真とか握手とかに応じてくださる。
退場曲は、It's a small world(手拍子)なぜか、神楽坂女声合唱団に似合う曲ですね。
ロビーにはカツ代団長も、倍賞千恵子さんもいらして、とても感激でした。
この親近感が、神楽坂女声合唱団の最大の魅力だと思います。
全員の退場が終わるまで手拍子は鳴り止みませんでした。
約3時間ですが、またまた、すごく濃厚な時間で、感謝感激の連続でした。
周囲の皆様も、とても明るい表情でお帰りになりました。
素敵な時間を、どうもありがとうございました。